日別アーカイブ: 2017年5月12日

ひととき

いつも朝日新聞の「ひととき」と言う記事を楽しみにしております。

心の琴線に触れる様な言葉がいつも感動をおぼえます。

本日も素敵な記事でしたので転載致します。

婚活中の女性に読んでもらいたいです。

夫と歩く時は、必ず手をつなぐ。61歳と48歳で結婚したのは8年前。

結婚が遅かった分、一緒に居る時間を大切にしてきた。

喧嘩をして私が一人でさっさと歩きだしても、「仲ようせなあかんねんで」

といつも夫が強引に手をつないできた。喧嘩が長引く事はなかった。

でも四月半ば、夫に気になる症状が有って病院に向かう際、つまらない事で

言い争い、お互いに意地を張った。

手をつなぐどころか、病院までの道はずっと離れたままであった。

夫は検査で頭の中の出血がわかった。即日手術を受け、翌日にも再手術

を受けた。

どうして手をつないで来なかったんだろう。6時間に及ぶ二度目の手術

をそばの別室で待ちながら、もう二度と手をつないで歩く事が出来なかった

らと思うと、涙が止まらなかった。

集中治療室のベッドで意識が戻った彼は、酸素を吸入したまま、私の手を

ぎゅっと握った。その目は「やっぱり仲ようせなあかんねんで」と言ってい

た。一番大切な人と一緒に居られる事が、当たり前になっていたのかも

知れない。何が有っても、お互いにしっかり手をつないで歩いて行こう

と思う。

「なんて素敵なご夫婦なんでしょう」

婚活中の女性達もこんな奥様になって欲しいと思いました。

嫉妬

男はしばしば一人になりたいと思う。

女も一人になりたいと思う。

そしてその二人が愛し合っているときは、

そういう思いを互いに嫉妬するものだ。

 

- ヘミングウェイ -

(米国の小説家、ノーベル文学賞受賞者 / 1899~1961)